第18話シャワーを浴びている彼のところへ入っていく

病院の非常階段は、薄暗かった。

監視カメラの死角であり、この建物全体で最も静かな場所だった。

クリフトンはすでに銀色のマスクを外し、近寄りがたいほど端正な顔立ちを露わにしていた。

長い脚を無造作に交差させ、冷たい壁にゆったりと寄りかかっている。彼を包み込む人を寄せ付けない圧倒的なオーラは、人前で見せる「プレスコット氏」とはまるで別人のようだった。

傍らでは、同じく険しい顔つきの男が、特殊なライターを使って手元の煙草に火をつけていた。

黒いジャケットを着た男が階段の下から足音を殺して近づき、彼の前で恭しく立ち止まると、極めて低い声で報告した。

「隊長、ホシが七日ごとにこの病院の特別病棟を訪れてい...

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